スクリュー価格と輸送制限


メーカーは下の写真の様な相当大型のスクリューを製造する事は可能です。しかしメーカーは、ドイツ/オランダにあり、日本に持ち込むには船便のコンテナ輸送しかできません。従って、大口径で、長尺物を考え、大発電能力を期待出来たとしても、輸送上の制限がこのシステムには避けられない現実問題となります。

過去の製作例から、40フイートコンテナに容易に収納された、実際のシステムの寸法と発電量及びヨーロッパ渡し価格情報です。システムは、フレームの上に、”とい”、スクリュー、増速機、発電機が組み込まれています。設置は、準備したコンプリートに載せ、アンカーで固定します。                                 発電機以降の電気回路はユーザー側となります。
Model 落差

水量

条数

予想発電量 FOB Rotterdam
A 1.5m 1ton/sec 3 10kW \12,400,000
B 2.0m 1ton/sec 3 14kW \13,400,000
C 2.5m 1ton/sec 3 17kW \14,600,000
D 1.5m 1.3-1.4ton/sec 4 14kW \13,000,000
E 2.0m 1.3-1.4ton/sec 4 18kW \14,300,000
F 2.5m 1.3-1.4ton/sec 4 23kW \15,600,000

神戸港までの予想費用はFOB価格に\330,000〜500,000加算下さい

スクリュー寸法や水量での、変化を下記の表に示します。

最初から輸入寸法制限があるから、あきらめるのではなく、場所ごとの状況により最大の効果を得られるよう設計いたします。高低差、水量、羽の数など調整可能な要素を最大限利用します。コンテナ収納最大スクリュー直径は
1,900mm迄です。その横に ”とい”の距離、さらにフレームの寸法が加算されます。

スクリュー直径

(mm

回転速度

(rpm)

水量 (トン

/秒)

     高低差

3Mでの発電量

     高低差

1.5Mでの発電量

1,000

50.0

0.27

6.50 kW

3.30 kW

1,500

38.0

0.70

16.00

8.00

1,900

31.5

1.35

32.00

16.00

標準的コンテナの空間より算出される、発電量:

  40フイートコンテナ 20フイートコンテナ
スクリュー最大直径 1.9m 1.9m
スクリュー全長 9m 4.5m
落差 3m 3m
発電量 約38 kW程度 約19 kW程度

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