2010年 春 木製水車 改造報告


        観光地で30年は稼動したと思われる古い木製水車は当時 お米などの穀物の脱穀用として使用されていましたが、現在脱穀の仕事もなくなり、発電機に使用し、再利用する運びとなりました。

外観


水量5-7リッター・秒、水車直径4メーター、毎分4-5回転
上掛方式、ベアリングなし、石で軸を受けている

ギアー駆動


水車の軸にスプロケットとチェーンで増速機に回転を移動
発電機の上に配電盤が見えます。 12V DC 方式

発電機


現在発電機回転数400rpm程度で100W発電
観光地の為回転数を上げられないので、この状態を維持

価格情報

別ページで紹介の一号機は仮設方式で見栄えを考えませんでしたが、今回観光地設置の為、塗装、安全カバーなどを付け、平行調整、チェーンテンション調整機能を付け75万円程度必要となりました。この価格はチェーン、増速、のメカニカルな材料費で、それ以外に発電機、スプロケット、又実際のセメント工事費、最終調整費が必要です。現在観光客に公開されています。得られた電気はこの水車小屋の内部照明に利用されています。


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